月別アーカイブ: 2016年9月

Academeia・Cafe「定時で帰ってもいいですか?」を開催しました

9月23日の19時から、アカデメイアカフェ「定時で帰ってもいいですか?」を開催しました。

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定時で帰りたいと思ったときに帰れないということが皆さん一度はあると思います。
今回のカフェでは「どうしたら定時で帰れるのか」ではなく、「なぜ定時で帰れないのか」「どうして定時で帰ることが問題になるのか」を考えることができました。

みんながみんな定時で帰りたければ、この問題は問題にならないはずです。
問題になるとすれば、勤務時間に割り当てられた仕事の量の問題になるでしょう。
毎日定時で帰れないほどの仕事量が与えられるとするならば、それは会社が改善に取り組まなければいけません。

そうではなく、「定時で帰らない」人がいるのです。それはどのような人でしょうか。
彼らは仕事に生きがいややり甲斐、充実感を求めます。仕事を通して自己実現を行う、そういった頑張る人なのです。

もちろんそういった人たちを否定するわけではありません。世の中全てがそういった人であれば同じく「定時で帰る」ことは問題にならないからです。

定時で帰らない頑張る人は社会的にも会社的にも好ましい人です。
日本社会では「耐えて頑張る人」や「居残りをして何かをする人」は子供のころから美徳とされているのではないでしょうか。(例えば部活動での居残り練習など)
だから帰らない人に対して帰りたい人が後ろめたさ、同調圧力を感じてしまいます。「やる気がないんじゃないか」とみなされてしまったらどうしようと感じてしまいます。

帰らない人と帰りたい人はなかなか意見を統一することがきません。意見をどちらかに合わせるのではなく共存するような方法を考えないといけない、というのが1時間半で今回のアカデメイアカフェが考えたことでした。

制度や労働環境などの知識・意見の交換だけでなく、働き方や仕事観まで踏み込んで話し合うことができてとても面白かったです。

議論はまだまだ続きそうでしたが今回は定時丁度の20時半で切り上げさせてもらいました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。

大学の外で研究者として生きていくことは可能か? ~在野研究者のススメ~

10月16日に在野研究者としてご活躍されている荒木優太氏をお招きして、イベントを開催します。大学以外で研究を続けていこうと考えている人、進路について悩んでいる人必見のイベントになります。ぜひ、ご参加ください。

大学の外で研究者として生きていくことは可能か

大学の外で研究者として生きていくことは可能か?
~在野研究者のススメ~

大学外で研究者として生きることは可能でしょうか。
大学には残らないけれど、研究を続けていきたい人、会社で働きながら研究に取り組みたい人は多いのではないでしょうか。
しかし、いざとなると実際にはそのような生活がイメージしにくいように思います。
そこで今回、現在、大学に所属せずに在野研究者としてご活躍されている荒木優太氏をお招きし、在野研究者としての在り方や、どのように活動を継続されているかお話を伺います。
今後、どのような形であれ研究活動に係わっていこうと考えている人には、非常に参考になる会になると思いますので、奮ってご参加ください。

ゲスト:荒木優太
1987年生まれ。大学に所属を持たない「在野研究者」。En-Soph、パブー、マガジン航などのウェブ媒体を中心として、日本近代文学の研究やフランス哲学の作品翻訳などを発表している。2013年に『小林多喜二と埴谷雄高』(ブイツーソリューション)を発表。2015年に「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」によって第59回群像新人評論賞優秀賞を受賞。2016年、ウェブで発表している「在野研究のススメ」を書籍化した『これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得』を出版。本書で、大学から主な収入を得ず、活躍した研究者を紹介している。

日時:10月16日(日)14:00~17:00(開場13:30)
場所:GACCOH(http://www.gaccoh.jp/)
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17 (京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
参加費:1500円(菓子・ドリンク付)
申し込み方法:kyotoacademeia@gmail.comまで氏名を明記のうえメールしてください
主催:NPO法人京都アカデメイア
共催:GACCOH、U+

第11回Academeia・Cafe「定時で帰ってもいいですか?」を開催します

9月23日金曜日の午後7時からカモガワラボさんで第11回Academeia・Cafeを開催します!

今回は「定時で帰ってもいいですか?」というテーマで日常を少しだけ掘り下げてみたいと思います。

近年ブラック企業やブラックバイト問題が話題になっています。ニュースになるようなひどい状況ではなくとも、私たちの身近な勤め先でもサービス残業やシフトの強制などの問題があることは多いのではないでしょうか?

全てが法律通り、決まり通りに行くべきかもしれません。しかし規則に従うだけではどうにも上手くいかないこともあります。

実際に人と人が関わり合う中で、私たちはどのように問題と向き合えばいいのでしょうか。
「定時で帰ってもいいですか?」というキーワードから働き方、生き方について皆さんとお話しできればいいなと思っています。

 

<第11回アカデメイアカフェ>
日時:2016年9月23日(金)午後7時~8時半
会場:カモガワラボ(〒604-0000 京都府京都市上京区駒之町, 京都府京都市上京区中町通丸太町下がる駒之町561-4, 河原町スカイマンション 105、京阪神宮丸太町駅から河原町通りへ徒歩5分)
参加方法:ドリンク一杯で参加できます。途中入退出も自由です。当日 直接会場までお越しください。
主催・協力:NPO法人京都アカデメイア/カモガワラボ

【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅴ期)】

昨日で第四期の「ヨハネ黙示録」は終了しました。いやーわけわからところだらけでしたが、一人ではとても読み切れそうにないものもみんなで読んだおかげでとりあえず最後までたどり着けました。次回9月24日(土)からは第Ⅴ期に入り、旧約聖書『詩編』を読みます。どの訳でも結構ですので、旧約聖書をお持ちください。午前10時に京大本部時計台下サロン集合です。飛び入り参加・飛び石参加歓迎!

さやわか『キャラの思考法』:アニメ『氷菓』に「いまここ」を生きる現代的方法を見出す

大窪善人


 
先週末、岐阜県高山市に行ってきました。
同市は、米澤穂信氏の小説「〈古典部〉シリーズ」のアニメの舞台になったところです。飛騨の小京都とも呼ばれる高山は、古い町並みを残す、とても美しくのんびりとしたところでした。
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永遠平和のために ③:なぜ国家だけが戦争できるのか?

大窪善人


リヴァイアサン〈1〉 (岩波文庫)
T. ホッブズ
岩波書店(1992-02)

 
平和について考える連続企画。

前回は、戦争を「正当な暴力行使」として捉えてみました。
今回は戦争と国家の関係について考えてみましょう。
今日、戦争を行えるのは国家だけです。なぜでしょうか。
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黒田宏治『榮久庵憲司とデザインの世界』:世界を荘厳する思想

大窪善人


 
榮久庵憲司という人をご存知でしょうか。
名前を知らなくても、榮久庵氏の作品はきっと見たことがあるはずです。

キッコーマンの「しょうゆ卓上びん」や秋田新幹線「こまち」、ヤマハのピアノ、オートバイ、それから、東京都のシンボルマークやコスモ石油やミニストップのロゴマークも栄久庵氏がデザインしたものです。

この本は、2015年に亡くなった氏を悼んで静岡文化芸術大学で開かられた公開講座を書籍化したものです。
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【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅳ期)】

今日は3人で小ぢんまりと。ヨハネ黙示録の続きを読む。殉教者は最後の審判よりも前に第一の復活を果たし、キリストとともに千年間の支配の時期を過ごすのだとか。そのあとの最後の審判との関連でラカンにもある「第二の死」の語が登場。それにしても註釈なしでは黙示録はまるで読めない。次回は来週9月10日(土)10:00~@京大本部時計台下サロン。次回でヨハネ黙示録を終了、次次回からは旧約聖書『詩編』の予定です。

第10回京都アカデメイア読書会のお知らせ

こんにちは、百木です。
次回京都アカデメイア読書会のお知らせです。
今回の課題テキストは中根千枝『タテ社会の人間関係――単一社会の理論』(講談社現代新書)です。日本社会を「タテ社会」というキーワードから読み解いた本書は、日本論の名著として知られ、現在にいたるまで124刷115万部を超えるベストセラーとなっています。今回はこの本を題材として、日本社会の特徴について、皆でざっくばらんに議論できればと思っています。
どなたでも参加可能ですので、お時間ある方はお気軽にご参加ください。

<第10回京都アカデメイア読書会>
日時:9月19日(月・祝)14時〜17時
場所:GACCOH (京阪出町柳駅から徒歩5分)
課題テキスト:中根千枝『タテ社会の人間関係――単一社会の理論』

参考:「タテ社会の人間関係」 ソトから見えた日本の構造とは 中根千枝さん
※別版のテキストでもOKです。
※参加費は無料ですが、場所代を数百円程度カンパしていただきます。
※当日参加も歓迎ですが、事前に参加人数を把握するため、参加希望の方はkyotoacademeia@gmail.comまたは百木までご連絡いただければ幸いです。

以上、よろしくお願いします。

タテ社会の人間関係1