【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅵ期)】

「ヨブ記」1回目。今日は用事で参加できない方が多かったものの、元気娘のSさんが初参加してくれたこともあり、何とか4人集合。7章まで読み進めました。義人ヨブが酷い目に遭うのはよく知られていますが、ヨブを襲う理不尽な苦難を目にした家族や友人の反応の仕方には、いろいろ考えさせられるものがありました。彼らは「主は正しいものを助け悪しきものを罰されるはずだから、主を呪ってはいけないよ」などと言って暗にヨブが罰されて然るべき罪を犯しているのではないかと疑ってみたり、「主は私たちを鍛えるために試練を下されることもあるが、それを見事耐え忍べば最後にはハッピーになるはずだよ」といったりして、因果応報の倫理の枠内でヨブの苦難を意味づけようとするのですが、こうした対応自体、「隣人の途方もない不幸」という事件の重みにいたたまれなくなり、適当な意味づけをしてその心理的負荷を軽減しようとする防衛反応なのだと言えるでしょう。語の本来の意味での臨床(病の床に付き添う)という行為の重みと難しさを考えさせられ、看護学の必読テキストともいえるのではないかと思いました。またそこから、原発避難者へのいじめやセカンドハラスメントの話などにも議論が及び、今年最後の聖書読書会に相応しい有意義な集まりとなりました。次回は新年1月7日(土)10:00~@京大本部時計台下サロンです。動画はときどき画面下に登場する子供らが可愛いので貼ってみました。メリー・クリスマス。
※なお当方でメールアドレスが分かる方にはHさんが別の機会に作成されたヨブ記の導入用レジュメを添付してお送りします。

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