こんにちは。村田です。
3月29日はイベント「アカデメイア・カフェ 第15回 本が読める?読めない?」に参加しました。
会員・古藤さんの来洛に合わせたこの企画、昨今もっぱらオンラインで集っている一同のオフ会的面もあり、お昼から始めて(私は途中参加でしたが)予定をややオーバーし、暗くなるまでお喋りは続いたのでした。
後半はイベントの主旨通り、それぞれ持ち寄った本を紹介し合ったり、本の内容だけでなくその周辺のことを語り合ったりできました。
会場となった時忘舎(https://www.jibohsha.com/)は、大正時代の精麦所跡に作られた建物。お庭も室内も飲食物も素敵。白川沿いの落ち着いた空間で文字通り時を忘れるようでもあり、「忘れ物を見つける」(※)ようでもあり(※今回のフライヤーにあったキャッチフレーズ、時忘舎ブログ「読書の秋」より借用)。オーナー・竹中さんによる、慌ただしく観光地化している京都の中でゆっくりものを考えられる場所を作りたい、土地の人のための場所を作りたい、という話も印象的でありました。「居場所作り」はこの日の隠れテーマだったかもしれません。
それぞれ旧交を温めたり新たな縁を結んだりできてよかったです。個人的にも、初対面の方とお会いできた一方で約20年ぶり(!)の友人と再会できたり。ぜんぜん変わってなかった! 京都は前日まで冬のような寒さでして「今年は桜の気配がまったくないなあ」と言っていたのが、この日突然温暖になり白川沿いのソメイヨシノも見ることができたのでした。