月別アーカイブ: 2021年4月

京アカ会員業績

会員の業績紹介です!
ハンナ・アーレント研究が専門の百木漠会員が、新著『嘘と政治:ポスト真実とアーレントの思想』を青土社より上梓いたしました。
アーレント思想、フェイクニュースやポピュリズム、日本と世界の昨今の政治状況などに関心をお持ちの方は、ぜひお買い求めください!

(アマゾンの紹介文より)
真理は我々が立つ大地であり、我々の上に広がる天空である。オルタナ・ファクト、フェイクニュース、公文書改竄、統計不正、破綻した国会答弁、歴史修正主義、陰謀論……。異なる現実を語り、異なる世界を生きる人々とどう向き合えばいいのか。真実をめぐって分断された現代を読み解くには、時代と対峙しつづけたハンナ・アーレントの思想が手がかりになる。絶えず変化する社会に飛び込み、他者とともに「活動」を始めるための思想。

 

【京アカゼミ開催】岡安裕介『言語伝承と無意識』

久しぶりの京アカゼミです。著者自らその著作を解説するこのイベント、今回は、岡安裕介会員による『言語伝承と無意識』(洛北出版、2020)の解説です。

民俗学と精神分析を架橋することで析出される「言語伝承の図式」を手掛かりに、日本文化に通底する特性を鮮やかに分析する話題の書。もう読まれた方もまだ読まれていない方もこの機会をお見逃しなく! 岡安さんの独特の語り口に触れたい方もどうぞ。

時:2021年5月8日(土)16:00~18:00 ※参加無料
処:Zoomでのオンライン開催
参加URLは、お申込みいただいた方にメールでお知らせします
お申込み・お問合せは kyotoacademeia@gmail.com までご連絡下さい。

 

エックハルト読書会

理事の舟木です。先週のエックハルト読書会は二つ目の説教が終わり、34頁まで進みました。次回5月1日(土)は、35頁の「なぜという問のない生き方について」からです。

なお、その次の週の5月8日は、京アカの別のイベント「京アカゼミ」で岡安裕介会員による自著『言語伝承と無意識』(洛北出版2020)の紹介・解説がありますので、この日のエックハルト読書会は休会とさせていただきます。「京アカゼミ」へのご参加もお待ちしております。

失礼いたします。

エックハルト関連

昨日のエックハルト読書会は後半の「論述」を読み終わりました。次回は4月24日、4:00よりp.23の説教二から読み始めます。
なお、エックハルト読書会の際には雑談の中で禅の話も時々登場しますが、それにちなんだお知らせです。
 NHK教育テレビの日曜朝5時からの「こころの時代」で、今朝の回から全六回シリーズで「瞑想でたどる仏教」が放映されるようです。第一回は釈迦の瞑想(ヴィパッサナー)などについて、陸上の為末大選手に仏教学者の蓑輪顕量先生が解説するという形式で、とても分かりやすい説明でした(再放送は土曜13:00~)。エックハルトの「離脱」との類似点などを考えさせられました。
https://www.amazon.co.jp/NHK%E3%81%93%E3%81…/dp/4149110379

京アカの活動紹介に関連した記事

京アカ理事長の舟木です。
京アカの活動紹介に関連した記事を二つ、公式サイトにアップロードしたので、リンクを共有いたします(別媒体ですでにお知らせした方には重複となりますがご容赦ください)。
①『季報 唯物論研究』誌150号(2020/2)に掲載された京アカの活動紹介記事を、編集部の許諾を得て転載しました。
②3月27日に京都新聞の「探究人」欄で、私の研究と京アカの活動について山田修裕記者が紹介してくださった記事を、京都新聞社の許諾を得て転載しました。
ご一読いただければ幸いです。京都アカデメイアは現在、正会員を新規募集しています。皆様のご入会(入会費1000円、年会費1000円)をお待ちしております。
失礼いたします。

正会員募集

大学や専門の垣根を越え、市民のための開かれた学びの場を提供するNPO法人京都アカデメイアでは、新規の正会員を募集しています。正会員としての入会(入会費1000円、年会費1000円)をお待ちしております。イベントなどの通知をうけとることのできるMLのみ登録(無料)も可能です。
正会員になることで以下のようなメリットがあります。
◎定例運営会議に参加することで、京都アカデメイアでやってみたい・やってほしい活動を提案・実行できる(例:書評の京アカサイトへの掲載、読書会、研究発表など)。また、その活動を通じていろいろな分野の方と交流できる。
◎学会など諸種の活動においてNPO法人京都アカデメイアを「所属先」として記すことができる。
◎履歴書の「社会活動・ボランティアの経験」の欄に、京都アカデメイアでの活動を記載できる。
◎関連業務「京都アカデメイア塾」での授業を担当することで副収入の可能性を広げることができる。
なお、皆さまのお知り合いの方々にも京都アカデメイアの活動をご紹介いただければ幸甚です。今後とも京都アカデメイアをよろしくお願いいたします。     頓首