月別アーカイブ: 2010年10月

人間・環境学フォーラム 学生講演会

総合人間学部3回生の安達千李です。

11月第一週は人間・環境学研究科の公開週間:人間・環境学フォーラムです。詳細はhttp://www.h.kyoto-u.ac.jp/jinkan/topics/2010/10/111524.phpをご覧下さい。

そのうちの1日で人間・環境学フォーラム実施委員と京都アカデメイアがコラボし、学生講演会を実施します。3名の人環関係者の方に、専門分野の話に限らず、人環という環境や学問、生き方へのこだわりをざっくばらんにお話いただく予定です。簡単なフリーセッションもします。総人・人環のヨコのつながりを作るよい機会だと思います。もちろん、他学部・他大のみなさまも大歓迎です!当日は「教員禁制」にしています。普段はきけないような院生の本音も飛び出すかもしれませんよ…!

【講演者】
大黒研究室D1 百木漠さん (専門:社会思想史・経済思想史)
菅原研究室D4 比嘉夏子さん(専門:文化人類学) 
宮下研究室M1 細川由貴さん(専門:微生物学)

【司会】
新宮研究室D4 浅野直樹さん(専門:精神分析)

【講演で気になるキーワード】
シューカツする?院にいく?院に戻ってくる?京都アカデメイア?アカデミックポスト?トンガ王国?海外フィールドワーク?留学?奨学金?学振?文理融合?理転?総人合宿の「いいだしっぺ」?チャレンジ精神?人環への不満?

以下は概要です。是非ご参加ください。

>人間・環境学フォーラム 学生講演会
> 日時:11月2日(火)18時~20時
> 場所:人環 地下会議室
> 参加無料。学生証をお持ち下さい。
> 京都アカデメイアHPトップhttp://www.kyoto-academeia.sakura.ne.jp/もご覧下さい。
> 講演会後は懇親会も予定しております。こちらも奮ってご参加下さい。

ウルリッヒ・ベック来日記念シンポジウム


◆ウルリッヒ・ベック教授、エリザベート・ベック=ゲルンスハイム教授 来日記念連続シンポジウム

【京都シンポジウム】

リスクの時代の家族と社会保障――ベック理論との対話
Family and Social Security in Risk Society

 日時:2010年11月3日(水・祝)12時開場、13時開会(予定)

 場所:立命館大学朱雀キャンパス

 詳細情報

NF祭講演会詳細決定!!


NF祭での講演会詳細が決定しましたのでお知らせします。

講師:鈴木謙介氏(関西学院大学准教授)
日時:11月21日(日)13:00-17:00 開場は12:30~
場所:京都大学法経本館1F第七教室
入場料無料

テーマ「いま、大学で〈学問〉する意味」

講師の鈴木謙介氏に加え、京大の院生・学部生・卒業生を交えて公開討論を行います。

京都大学の成り立ちから始まり、大学で学ぶとはそもそも何なのか、就職とこれからの生き方、大学での過ごし方、大学の就職予備校化と学問・院生の実態、など、大学をめぐる様々な問題を京大を切り口に議論していきます。

シネマで学ぶ「人間と社会の現在」


百木です。

立命館大学人間科学研究所が主催する公開講座です。

◆シネマで学ぶ「人間と社会の現在」

11月からはシリーズ6『今日の夕食何にしようか?-食べることの<政治>』が始まります。

2010年11月13日(土)
  『ダーウィンの悪夢』
  対談:小川さやか 氏(国立民族学博物館 研究戦略センター機関研究員) × 神谷雅子

2010年12月18日(土) 
  『いのちの食べかた』
  対談:松原豊彦 氏(経済学部教授) × 神谷雅子

2011年1月15日(土) 
  『未来の食卓』
  対談:田畑泉 氏(スポーツ健康科学部教授) × 中村正 

個人的に、『ダーウィンの悪夢』は以前に観たのですが、なかなか衝撃的な、いろいろ考えさせられる映画でした。『いのちの食べ方』は以前から観てみたかったので、日程があえば行ってみようと思います。

<転載>中東和平・共生について考えるイベント紹介

たなかです。 長文で失礼しますが、以下、標記講演会の案内です。

ユダヤ人&パレスチナ人共生村 in Israel 前代表ドリット・シッピン氏講演会のご案内

このたびイスラエルでユダヤ人とパレスチナ人の民族共生を実践するNGO「平和のオアシス」の前代表、ドリット・シッピンさんを京都大学にお招きしセミナーを開催 いたします。

「平和のオアシス」は1970年代初頭、イスラエルにおけるユダヤ人とパレスチナ人の 共生を実践する村として設立され、以来30年以上にわたり両者の徹底した完全平等のもと共生社会を実現してきました。

2008年から2年間、その代表を務められたドリット・シッピンさん(現在は同村の合同宗教施設長)から、同オアシスにおいて共生がどのような理念に基づき、どのように実践されているのか、そしてそれがイスラエル/パレスチナ紛争において持つ意義についてお話しいただきます。

コメンテーターはコリアNGOセンター代表理事の郭辰雄さんです。侵略の加害の歴史をもった者たちとその被害者が、過去の歴史をどのように踏まえながら「共生の未来」を想像/創造していくのか、それはこの日本社会に生きるわたくしたち自身の課題でもあります。みなさんとともに考えたいと思います。
パレスチナ/イスラエル問題、中東問題だけでなく、平和構築、マイノリティ問題、NGO、人権問題、公共政策、歴史認識、真実と和解といった諸観点から議論ができると思います。研究者、学生、市民のみなさまのご来場をお待ちしております。

○資料準備の都合上、事前に参加申し込みをお願いします。
○キャンパスでの遭難を避けるために、事前に会場までの行き方・地図をかならずご確認ください。

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シリーズ<パレスチナにおける共生の未来を考える>[特別セミナー]
Peace is Possible ~イスラエルにおける民族共生社会の実践と挑戦~

日時:2010年10月18日(月)18:30~21:30(開場18:00)
会場:京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟地下講義室
地図:http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/

言語:英語・日本語(日本語通訳あり)
資料代:500円
参加申し込み先:PJ21kyoto@gmail.com
○準備の必要上、参加される方は、事前にお申し込みください。

プログラム(予定)
18:30 趣旨説明 岡真理(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
18:40「平和のオアシス」概要説明 吉村季利子(大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程)
19:00 講演:ドリット・シッピン Peace is Possible ~イスラエルにおける民族共生社会の実践と挑戦~
20:30 休憩
20:40 コメント:郭辰雄(コリアNGOセンター代表理事)
    質疑応答
21:30 終了予定

通訳:種子島美加

<講師プロフィール>
ドリット・シッピン(Dorit Shippin)
「平和のオアシス」の指導的メンバー。1984年、同村に移住。以来、さまざまな管理部門を務め、現在、3宗教の合同施設であるスピリチュアル・センター長。2008年、平和のオアシス初の女性村長に選ばれ、2年間、代表を務めた。

<平和のオアシスについて>
イスラエルのユダヤ人とイスラエル国籍を持つパレスチナ人がともに暮らす、イスラエルで唯一の村。エルサレムとテルアビブの中間に位置し、1970年代初頭に近隣の修道院から貸与された土地に創設された。ユダヤ人とパレスチナ人がほぼ同数の、50世帯が暮らしている。村民は相互の受容・尊重・協力に基づいたコミュニティを発展させることで、ユダヤ人とパレスチナ人の共生が可能であることを身をもって証明している。村民によって民主的に管理・運営され、いかなる政治組織・活動にも属さず、さまざまな活動を通して、そのヴィジョンを具体的に示している。
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主催:京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡真理研究室(PJ21)
問合せ:PJ21kyoto@gmail.com
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>> [次回予告]
>> シリーズ<パレスチナにおける共生の未来を考える>2010年秋の第2弾
>> 特別講演
>> アンナ・バルツァー(ユダヤ人米国人人権活動家)講演会
>> 「パレスチナにおける平和と人権~アンナ・バルツァーの見た占領~」
>> (日本語通訳あり)
>> 11月16日(火) 同会場にて (資料代:1000円)
>> 事前申し込み制:申し込み先 anna.in.kyoto@gmail.com
>> 問合せ:anna.in.kyoto@gmail.com
>> 主催:京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡真理研究室(PJ21)
        同 法学研究科 Tina Ottman

ラボカフェ@なにわ橋駅

このブログでははじめましてです。細川です。

私もイベントの紹介です。

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今回紹介するのは「ラボカフェ」というイベントです。

大阪大学のコミュニケーションデザインセンターが実験的に行っている企画です。
京阪なにわ橋駅にある「アートエリアB1」というスペースで開催されます。
カフェのように気軽な雰囲気で、テーマについての情報交換やディスカッションをします。

http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/439

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先日、『TO PEG OR NOT TO PEG?』というテーマのラボカフェに参加してきました。

※PEG(胃ろう)とは…
口からものを食べたり飲んだりすることができなくなったとき、胃に作った小さな口から直接栄養を投与できるようにする方法。
参考:http://www.peg.or.jp/eiyou/peg/about.html

はじめにPEGに関する基礎知識や議論の争点について紹介があり、
そのあと参加者でディスカッション、という形式でした。

ディスカッションで意見交換した内容は…

もし、何らかの病気や事故で口からごはんを食べられなくなったとき、
あなたならPEGをしますか?

意識を失ったとき、PEGをしてでも生きていたいですか?

家族がPEGをすることになったら、どう感じますか?

…などなど。

私のようなまったくの初心者から、医療従事者、家族がPEGをしている人、
学生や社会人やおじいちゃんおばあちゃんまで、いろーんな方が参加されていました。

それぞれの立場や視点から、率直な意見を交換しました。

「そんな考え方もあるのか!」
「自分が同じ立場になったらどう考えるだろう?」

というように、カフェのあいだじゅう気づきの連続でした。

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ラボカフェはいろんなテーマで開催されています。

入場は無料なので、興味のあるテーマの回に参加されてみてはいかがでしょう?

勉強会や研究会に加えて、カフェスタイルの学びもまた刺激のあるものですよ♪

ちなみに、このラボカフェを主宰している大阪大学コミュニケーションデザインセンターでは、ラボカフェ以外にもいろんな企画をしています。

こちらも見てみてください^^
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/

以上、「ラボカフェ」のご紹介でしたー!

10月8~11日、全国の学生にお得な情報

たなかです。ご存知の方も多いかもしれませんが一応書いておこうと思います。

今週末の連休8日(金)~11日(月・祝)の4日間だけ、
京都市内の文化施設7か所が無料公開されるそうです(学生証提示必須)。
詳細は京都市ホームページから⇒http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000088511.html
近すぎて逆にあまり足を運んでいない…という人、私だけでしょうか。
これを機会に文化芸術の秋を楽しむのもよいですね。

ちなみに9,10日は京都学生祭典もあるそうです。

呑みながら講義

総合人間学部3回の安達千李です。
今回はあるお店を紹介させていただきます。

Loki ACADEMICA(ロキ アカデミカ)
〒604-8111
京都市中京区三条通高倉東入桝屋町55
三条高倉白鳥ビル3F
営業時間 : 19:00~
定休日 : 日曜日
お店のHP http://loki-academica.com/

京都の烏丸三条から徒歩2分程度にあるオシャレなバーです。「ACADEMICA」というだけあり、お店の中には新書や文庫本がたくさんおいてあります。さらに、月に一度くらいのペースで「呑みながら講義」というイベントも開催されます。京都大学の先生方、また、あの有名人「ビラがパズルの人」ことチェバさんも講義されたようです。

詳細はお店HPをご覧下さい。
いつか京アカのメンバーで飲みに行くのも良いですね。

個人的お薦めフードは「日替わりペースト&バゲット」です!

第5回模擬授業

百木です。
先日の模擬授業はお疲れ様でした。
溝口くん、素晴らしい授業をありがとう。
夏休みにも関わらず、多数参加してくれた方々、特に初参加してくれた理系学生の方々もありがとうございました。

僕は昔から数学が苦手で、正直な所、今回は授業内容についていく自信が全くなかったのですが、溝口くんの的確な解説と入念な準備のおかけで、なんとか最後まで理解することができました(少なくとも表面的には)。アンケートでも「久しぶりに数学脳を使う経験ができて面白かった」という感想が多く見られました。また「理系と文系をつなぐ、素晴らしい授業内容だった」という感想も見られました。
今回は模擬授業で初の理系テーマということで、はたして人が集まるのかどうか、授業内容が参加者全員に理解できるのかどうかなど、いろいろ不安があったのですが、結果的には大成功ということで非常に嬉しく思っております。

文系/理系の双方から多様な「知」が交流できる「場」を創る、という京都アカデメイアの目標の実現にまた一歩近づけたのではないかと自負しています。今後は、人環フォーラム(11月2日・火)と文化祭(11月21日・日)のイベント企画によって、さらに「文系と理系の化学反応」を演出していければと考えています。

さらなる京都アカデメイアへの発展を目指して、今後もご協力の程よろしくお願いします!

p.s. 今回も模擬授業の動画を後日YouTubeにアップする予定です。参加できなかった方も後日動画で模擬授業の様子をご覧になってください。