NHK Eテレ「toi-toi 」「役に立つってどういうこと?」初回感想です

NHK Eテレ新番組「toi-toi 」 脳性まひ当事者の視点から、思うように動かない自身の体を哲学的に解明した今回の主人公・河合翔さん(京アカ会員)は今後もレギュラー出演されるそうです。その他の出演者も、発言から醸し出される雰囲気が、私にはとてもよいものでした。内容の一端:
 問い:「役に立つってどういうこと?」には~
・働いたり社会貢献していなくても「ただいるだけで役に立つ」ことがある(例:車いすユーザーが街を歩いているだけで他の人の見方考え方を変える)、
・「自分が役に立つ立たないを考える必要はないのでは」「価値は自分が決めるもの」
・「役に立つのは大切だけど、役に立たなければいけないというふうになると怖い」
などが出されていました。
 問い:「言葉が伝わらないと役に立たないのか」には、
・「ゆっくり伝わる」「身体で伝えることを読み解く」など、焦らない、時間の大切さがあげられていました。

(感想)役に立たないものの価値をどれだけコトバにして伝えられるか、みたいな挑戦は、私もしていきたいです。役に立たないもの が 言葉にもできず、役に立たないままで、それでも認められるのがよいのでしょうが、そうすると、役に立つもの ばかりの世の中になりそうなので、役に立たないものを言葉にして承認して応援したいです! 皆さんは、どんな感想を持たれましたか。

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