京都アカデメイア第5回読書会のお知らせ

百木です。次回読書会のお知らせです。

今回は、宇都宮大学専任講師の吉良貴之さんをゲストにお招きして、井上達夫『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』の読書会を行います。

挑発的なタイトルで話題になっていたこの本ですが、中身は結構本格的で、法哲学者・井上達夫氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)のこれまでの研究を振り返りつつ、リベラリズムが現在置かれている状況についての包括的な議論がなされています。「憲法9条削除論」や「徴兵制賛成論」などの大胆な提案もなされているので、この本の読書会という形式をとりながら、今年話題になった安保法制や立憲主義や憲法9条の問題についても議論できればと思っています。

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ゲストの吉良貴之さんは法哲学がご専門であり、とりわけ法哲学における「世代間正義」の問題について詳しく研究をされています。この本の専門的な部分についての解説などもお願いしつつ、吉良さんが現在関心を持たれている「法と科学と立憲主義」についてもご報告をいただけるとお聞きしています。吉良さんは今年出版された、シーラ・ジャサノフ『法廷に立つ科学ーー「法と科学」入門』(勁草書房)の監訳者のひとりでもあり、最近では「法と科学」の関係についていろいろ考えを深めておられるとのことです。

できれば課題本を読了してきてもらうのが望ましいのですが、今回の読書会については、本の内容を細かく議論するというよりも、この本を叩き台としながら、「リベラリズム」「立憲主義」「法の支配」などについて広く参加者で議論をできればと考えていますので、必ずしも課題本読了を参加条件とはしません。こういったテーマに関心ある方であれば、どなたでもお気軽にご参加いただければと思います。この機会に吉良さんとお話ししてみたいという方の参加も歓迎です。

<第5回京都アカデメイア読書会>
日時:12月6日(日)14時~17時
場所:GACCOH(京阪出町柳駅から徒歩5分)
課題本:井上達夫『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムのことは嫌いにならないでください』(毎日新聞出版、2015年)
参加費:場所代としてひとり数百円程度のカンパを頂きます。

当日飛び込み参加も歓迎ですが、できれば参加予定の方は事前にkyotoacademeia[@]gmail.comまでご連絡いただければ幸いです(レジュメ準備など人数把握のため)。問い合わせ・ご質問もこちらのアドレスまでお願いします。

※参考リンク
緊急提言 憲法から9条を削除せよ(BLOGOS) – 井上達夫(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
井上達夫・東大教授(1)安保法案議論の不毛、その原因は? (毎日新聞)
井上達夫・東大教授(2)リベラリズムとは「他者に対する公正さ」(毎日新聞)
井上達夫・東大教授(3止)ハーバード白熱教室、その先に……(毎日新聞)

 

 

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