大窪善人
今回は本の読み方についてお話します。
突然ですが、みなさんはごはんを食べる時、好きなものは最初に食べますか、それとも最後にとっておきますか?
私は好きなものは最後にゆっくり食べる派です。
でも途中でお腹がいっぱいになって食べられないということってありませんか? せっかく取っておいたのにとても残念な気分になりますよね。
本を読むときにも同じようなことがある気がします。
そこで私がおすすめするのは「一番読みたい所を一番はじめに読む」という方法です。
たとえば、手元にジョナサン・ハイトという心理学者が書いた『社会はなぜ左と右にわかれるのか』があります。かなり分厚い本です。
目次を見ると、第3章の「〈象〉の支配」が気になります。ですが、順番に読むとそれまでに100ページ近く読み進める必要があります。途中で力尽きそうです。
なので、まずいきなり第3章から読んでしましょう。
そこでもしわからない言葉とか話が出ていたら、そのときに前の章に戻ってフォローする。そうすれば読みたい所を読むことができます。
<まず読みたい所から読みはじめる。>
みなさんもぜひ試してみてくださいね。
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世界に触れる社会学(担当:大窪善人)/京都アカデメイア塾
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