講師:鈴木謙介氏(関西学院大学准教授)
日時:11月21日(日)13:00-17:00 開場は12:30~
場所:京都大学法経本館1F第七教室
入場料無料
テーマ「いま、大学で〈学問〉する意味」
講師の鈴木謙介氏に加え、京大の院生・学部生・卒業生を交えて公開討論を行います。
京都大学の成り立ちから始まり、大学で学ぶとはそもそも何なのか、就職とこれからの生き方、大学での過ごし方、大学の就職予備校化と学問・院生の実態、など、大学をめぐる様々な問題を京大を切り口に議論していきます。
百木です。
先日の模擬授業はお疲れ様でした。
溝口くん、素晴らしい授業をありがとう。
夏休みにも関わらず、多数参加してくれた方々、特に初参加してくれた理系学生の方々もありがとうございました。
僕は昔から数学が苦手で、正直な所、今回は授業内容についていく自信が全くなかったのですが、溝口くんの的確な解説と入念な準備のおかけで、なんとか最後まで理解することができました(少なくとも表面的には)。アンケートでも「久しぶりに数学脳を使う経験ができて面白かった」という感想が多く見られました。また「理系と文系をつなぐ、素晴らしい授業内容だった」という感想も見られました。
今回は模擬授業で初の理系テーマということで、はたして人が集まるのかどうか、授業内容が参加者全員に理解できるのかどうかなど、いろいろ不安があったのですが、結果的には大成功ということで非常に嬉しく思っております。
文系/理系の双方から多様な「知」が交流できる「場」を創る、という京都アカデメイアの目標の実現にまた一歩近づけたのではないかと自負しています。今後は、人環フォーラム(11月2日・火)と文化祭(11月21日・日)のイベント企画によって、さらに「文系と理系の化学反応」を演出していければと考えています。
さらなる京都アカデメイアへの発展を目指して、今後もご協力の程よろしくお願いします!
p.s. 今回も模擬授業の動画を後日YouTubeにアップする予定です。参加できなかった方も後日動画で模擬授業の様子をご覧になってください。
浅野です。
第5回模擬授業「Young図形で母函数入門」の宿題と解答をアップしました。京都アカデメイア|Seminarからご覧ください。問題の誘導が親切なので、私は今のところ楽しく宿題に取り組めています。
百木です。
第四回模擬授業のまとめページを更新しました。
中島さんの講義はYouTubeで見ても十分わかりやすいと思いますし、まとめで書いていただいた文章もかなり力の入ったものになっていて読みごたえがあるので、ぜひ復習に活用(模擬授業に参加出来なかった方も!)していただければと思います。
あと、先日の作戦会議で話していた「ブックガイド」作成プロジェクトにそろそろ取り掛かりたいと考えています。既に協力していただけそうなスタッフの方々には依頼メールを送らせていただきました。みなさまお忙しいかとは存じますが、更なる京都アカデメイアHPのコンテンツ充実化のために、ご協力をいただければ大変ありがたいです!
どうぞよろしくお願いします。
それでは、まだまだ暑い日が続きますが、みなさま体調など崩されぬよう。
p.s. 最近、アガンベン『ホモ・サケル』の読書会を始めました。関心ある方は百木までご一報ください。
百木です。
先日の模擬授業はお疲れ様でした。
中島さんの京都学派の話、面白かったですね。
個人的にも以前から興味のあった京都学派の概要がつかめて非常に勉強になりました。
そして中島さんの授業のうまさに感心しきりでした。
あえて減点するとしたら質問した人数が少なかったということでしょうか。個人的にはそのぶん、質疑応答の時間を削ってでも西田哲学の理論的な話が聞けたのでよかったのですが、「質問したかったのに時間がなくて残念だった」という感想がちらほら見られました(アンケート)。
このあたりは塩梅が難しいところです。引き続き、いかにして質疑応答&ディスカッションの時間を盛り上げるかが模擬授業の課題になりそうです。
次回は溝口くんに理系のテーマを扱ってもらう予定です。いかにして理系の人にも模擬授業に来てもらうか、を後期の課題にしたいです。もしご意見があればどしどしお寄せください。
百木です。
中森くん、模擬授業お疲れ様でした。司会の上野くんもありがとうございました。
講義内容はとても面白く、勉強になりました。ああいう理論社会学ってなかなか勉強する機会がないので。
模擬授業後に数名でご飯を食べに行ったときに、いくつか感想・要望を聞いたのでメモしておきます(個人の感想含む)。
・質疑応答、ディスカッションの時間がもっと欲しかった。あるいはディスカッションがもっと盛り上がるような工夫が欲しかった。
・中盤あたりでいちど図式を整理して欲しかった。二分法がいろいろと続いて連関がうまくつかめなくなってしまった。あるいは途中で確認の質問を受けつけて欲しかった。
・沢尻離婚問題の例などは具体的でわかりやすくてよかった。
・メールをしているときはどうか?テレビで見る有名人の場合はどうか?などの質問も面白かった。
・板書が丁寧でわかりやすかった。最初は原稿を棒読み的に感じたところもあったが、後半になるにつれ、聞き取りやすくなっていったと思う。
・全体的な時間の長さはちょうどよかった(2時間強くらい?)。
・司会の上野くんから学部生に振ってもらったのはよかった。
個人的にも、もっといろいろ質問&ディスカッションしたかったです(いちばん喋っていたのですが)
個人的に聞きたかったことをメモしておくと、
・行為動機をまったく理解できないような〈他者〉を理解することは不可能なのか?(例:テロリスト)
・事後的に見出される「真の行為動機」は果たして〈ほんとうの〉動機と呼べるのか?
・シュッツの場合、動機はあくまで個人的なものと理解されているが、集合的な動機は想定されていないのか?(これは質問で出ていましたね)
・結局、他者を正しく理解するためには何が必要条件となるのか?というか他者を〈正しく〉理解することは可能か?
などです。
どれもディスカッションで多少は言及されていたトピックなのですが、もっと突っ込んで議論してみたかったですね。中森くん、今度機会があればまた教えてください。
今回の模擬授業の良かった点・悪かった点を次回にどう生かせばよいのか、またスタッフ間で話し合ってみたいと思います。
むらたです。 梅雨ですね。
さて、来週の模擬授業のビラができましたね☆
http://www.kyoto-academeia.sakura.ne.jp/seminar.html
シュッツってぜんぜん読んだことないので、どんな話が聴けるのかたのしみです。