今日は新規参加のFさん含め、六人。詩篇の第一巻を読み終わる。基本的に「俺を迫害する奴を懲らしめてください」というダビデの恨み節で終始した。Hさんのヤハウェ帽にはシビれた。Hさんによると、聖書の数ある写本間で文法的・内容的に食い違いのある個所が見つかる場合、原則として「分かりやすいものよりも分かりにくいものが原初の文言に近い」とするのが聖書学のディシプリンだそうな。写した人間が自分に分かりやすいように書き換えた異本はありえても、その逆は通常ありえないからだという。うーむ。さて、詩篇をすべて読むのもアレな感じなので、次回はHさんのチョイスで詩篇二巻以降のおいしいところをつまみ喰いすることに。その後は第Ⅵ期に入り、「ヨブ記」の予定です。12月3日(土)10:00~@京大本部時計台下サロン。誰でも来やがれ。
【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅴ期)】
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