カテゴリー別アーカイブ: 特別企画

【イベント】大学の外で研究者として生きていくことは可能か? Part.2

学外で研究者として生きることの可能性を探る「在野研究者」イベント。
大好評につき第2回開催です!

大学には残らないけれど研究を続けていきたい。しかし、一口に「在野研究者」と言っても、その方法は研究分野・スタイルによって多種多様で、ひとつにまとめられるわけではありません。

そこでこのシリーズ企画では、毎回様々な「在野研究者」をゲストに、その可能性あるいは限界についてみなさんと一緒に考えます。

今回は仲見満月さんをお迎えし、在野研究ならではの手法やスタイルなどについてお話いただきます。
在野研究について関心のある方はぜひ奮ってご参加ください。

ゲスト:仲見満月(なかみ・みづき)氏
昭和60年代生まれ。西日本東部の私立大学・人文科学系学部で東洋学を専攻。国公立大学の大学院・文理総合系の研究科に進学し、修士・博士課程と継続して同じ部局に在籍。専門は、中国古典文学からみた住居と民衆の宗教的儀礼を中心とする、東アジアの生活文化史。博士号を取得後、就職活動と平行して、2016年6月、はてなブログ「仲見満月の研究室」を開設。日本の大学院システムや文系院生の就職問題、院卒者のその後の生き方をメインテーマに、記事の執筆を開始する。また、大学院生の「アカハラ」対策や、ストレス解消法に関する読者投稿の記事がWebメディアに掲載される。(「アカハラ」からどう身を守る?学生・院生のためのメンタルヘルス対策」(2016年12月12日)、「私が辿り着いた最適なストレス解消法「無心ウォーキング」(2016年12月21日)、以上2件が「メンヘラ.jp」に掲載。)現在、経歴「真っ白」な博士のまま、学会や研究会に出席を続ける一方、ブログやTwitterをきっかけに、様々な研究者と積極的に交流を行い、在野研究者の可能性を模索している。

日時:1月28日(日)13:00~15:00
場所:GACCOH(http://www.gaccoh.jp
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17 (京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
参加費:500円
※ 事前予約は不要ですが、人数把握のためご連絡いただけると助かります。
kyotoacademeia@gmail.com まで氏名を明記のうえメールをお願いします。

主催:NPO法人京都アカデメイア
 

前回のイベント
「大学の外で研究者として生きていくことは可能か? ~在野研究者のススメ~」を開催しました/10.24.2016
 

大学の外で研究者として生きていくことは可能か? ~在野研究者のススメ~

10月16日に在野研究者としてご活躍されている荒木優太氏をお招きして、イベントを開催します。大学以外で研究を続けていこうと考えている人、進路について悩んでいる人必見のイベントになります。ぜひ、ご参加ください。

大学の外で研究者として生きていくことは可能か

大学の外で研究者として生きていくことは可能か?
~在野研究者のススメ~

大学外で研究者として生きることは可能でしょうか。
大学には残らないけれど、研究を続けていきたい人、会社で働きながら研究に取り組みたい人は多いのではないでしょうか。
しかし、いざとなると実際にはそのような生活がイメージしにくいように思います。
そこで今回、現在、大学に所属せずに在野研究者としてご活躍されている荒木優太氏をお招きし、在野研究者としての在り方や、どのように活動を継続されているかお話を伺います。
今後、どのような形であれ研究活動に係わっていこうと考えている人には、非常に参考になる会になると思いますので、奮ってご参加ください。

ゲスト:荒木優太
1987年生まれ。大学に所属を持たない「在野研究者」。En-Soph、パブー、マガジン航などのウェブ媒体を中心として、日本近代文学の研究やフランス哲学の作品翻訳などを発表している。2013年に『小林多喜二と埴谷雄高』(ブイツーソリューション)を発表。2015年に「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」によって第59回群像新人評論賞優秀賞を受賞。2016年、ウェブで発表している「在野研究のススメ」を書籍化した『これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得』を出版。本書で、大学から主な収入を得ず、活躍した研究者を紹介している。

日時:10月16日(日)14:00~17:00(開場13:30)
場所:GACCOH(http://www.gaccoh.jp/)
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町63-17 (京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
参加費:1500円(菓子・ドリンク付)
申し込み方法:kyotoacademeia@gmail.comまで氏名を明記のうえメールしてください
主催:NPO法人京都アカデメイア
共催:GACCOH、U+

小林哲也『ベンヤミンにおける純化の思考』出版記念放送を行いました

 
12月13日(日)、ニコニコ生放送にて小林哲也氏の『ベンヤミンにおける純化の思考』の出版を記念して特別番組を放送しました。

出演:
小林哲也氏
大窪善人(司会)

『ベンヤミンにおける「純化」の思考』は、「純粋さ」と「純化」をキーワードにしてベ­ンヤミンの新たな解釈を分厚い記述によって呈示する思想史研究です。

放送では、まず小林さんがこの本を書くきっかけを、個人的/社会的な出来事とをクロスさせて語っていただきました。小林さんがベンヤミンに関心を持った1990年代には、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」論に象徴されるような「もはや大きな社会の転換はない」、「あとはそこそこの改良がなされるだけだ」といったポストモダン的雰囲気があった。一方、小林さんは、ベンヤミンの思想に、むしろその「外部」へと突き抜ける不思議な魅力を感じたといいます。

思想史研究とは何かということも伺いました。その特徴を一言で表すと「過去に戻る」ことにあります。思想史研究は、単にある思想家の作品を解釈するだけではなく、当時の時代背景や議論の参加者たちとの関係を踏まえることが重要になるからです。たとえば、本書第1部では、ベンヤミンの第一次世界大戦に対する見方を、彼の論争相手であるマルティン・ブーバーというユダヤ系神学者・哲学者や、「生の哲学」という生き生きとした体験を重視する思想潮流と対比しながら明らかにします。

ブーバーとの対比から現れるキーワードは、シンボルとアレゴリーだと言います。個人や共同体にとっての重要な体験の意味(とりわけ戦争や災害などの深刻な出来事)を具体的なモノとして残したいという傾向に対して、一方のブーバーは体験を言語に置き換え、そして戦争をユダヤ民族の体験として肯定します。他方、ベンヤミンは、多義的に解釈しうる寓意や暗喩にあえて留まって、戦争を拒絶します。ベンヤミンにとって重要なのはシンボルや言葉で表されたものではなく、むしろ、「言葉で表現されえなかったもの」の方にあると。

放送の後半では、ハイデガーやシュミットといった決断主義の思想家との対決について伺いました。ハイデガーらが決断を重視するとすれば、他方のベンヤミンは決断の前で躊躇すること、「不決断」の意義を訴えようとしているようにも見えます。しかし、小林さんが強調するのは、ベンヤミンが、神と人間とを対比することで、人間が決断を下すとしても、それはつねに有限なものであることを指摘する点です。

さて、こうしたベンヤミンの、つねに今ここではないどこかへと逃れ、突き抜けようとする志向は、一方ではある宗教性を伴いながらも、他方で、社会の中で一種の希望を求める声に応答しようとするものであるのかもしれません。

(文・大窪)

 

ベンヤミンチラシ

ゲスト・プロフィール:こばやし てつや 1981年、北海道札幌市に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程­修了。専攻、ドイツ文学・思想。現在、京都大学非常勤講師

 

明日放送です。

 
12月13日(日)16:00から、ニコニコ生放送で「小林哲也『ベンヤミンにおける「純化」の思考』から考える」を放送します。

ベンヤミンチラシ

会場はこちらから
詳細は以前アップしたお知らせをご覧ください。
http://kyoto-academeia.sakura.ne.jp/blog/?p=4350

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小林さんとの打ち合わせの風景。
かなり大部な本ですが、がんばって紹介したいと思います。
ぜひご覧ください!

 

【ニコ生イベント】小林哲也『ベンヤミンにおける「純化」の思考』から考える

 
京都アカデメイア会員 小林哲也さんの新著 『ベンヤミンにおける「純化」の思考』の出版を記念してニコニコ生放送にて特別イベントを開催します。
 
ベンヤミンチラシ
 
芸術批評、都市論、言語論、歴史哲学、法と暴力の理論など多様な作品を残し、現在の思想・哲学に多大な影響を与えてきた思想家 ヴァルター・ベンヤミン。一つの理論体系に収斂することを拒絶するかのような彼の作品群は今もって様々な謎や魅力的な輝きに満ちています。   

『ベンヤミンにおける「純化」の思考』は、「純粋さ」と「純化」をキーワードにしてベンヤミンの新たな解釈を呈示する思想史研究です。
放送ではベンヤミンの思想や同時代の社会や思想家との応答について掘り下げながら、現代社会を考えるヒントについても探ります。/大窪善人

日時:2015年12月13日(日)16:00~17:30
出演:小林哲也氏、大窪善人(司会)

ゲスト・プロフィール:こばやし てつや 1981年、北海道札幌市に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。専攻、ドイツ文学・思想。現在、京都大学非常勤講師(著者紹介より)

放送はニコニコ生放送 京アカチャンネルにて行います。
ぜひご覧ください。

※試聴にはニコニコ動画の登録(無料)が必要です。アカウントをお持ちでない方はご登録をお願いします。
 

鉄板classe vol.1『あさりが教えるボクらの未来』を開催しました

 
7月11日、鉄板classe(テッパン・クラッセ)inおっとうvol.1『あさりが教えるボクらの未来』を開催しました。

今回は「夜ごはんのついでに学べる時間をつくろう」をコンセプトに、トークやディスカッションだけではなくディナーも楽しんでいただくという、いつもとはかなり趣の異なるイベントとなりました。

会場は、大阪市営地下鉄谷町線、中崎町駅から徒歩すぐの鉄板焼「おっとう」さん。京都アカデメイアが遂に大阪に殴り込みです!

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第1回のテーマは「あさり」。

あさりの話?

あの、貝のあさり?

どういうこと?一体、何が始まるの?

こんな疑問が渦巻く中、それでもたくさんの方にご来場いただいた結果、最終的には何と定員を少しオーバーすることに!参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

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講演は三部構成でした。最初のコーナーでは、池波正太郎の時代小説を話の枕にして、江戸前の代表的な食材だったあさりの産地が現在に至るまでにどのように変遷していったのかを追いました。その過程で日本の近現代史が少し透けて見える場面も。

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続いては和辻哲郎の名著『風土』をきっかけに、「日本のあさり」が海を渡ってイタリアなど海外の様々な国で食べられ、そして養殖されている現状を紹介しました。和辻が「死の海」と呼んだ地中海では、何と日本国内よりも多くの「日本のあさり」が育てられているという衝撃の事実が明かされます。

そして最後に、あさりの「産地偽装」にまつわる隠れたトリックや生態系の破壊に話が及び、食のグローバル化の中で気づかないうちに静かに起こっていた問題とは何なのか、そして私たちはその問題をどのように捉える必要があるのかについて解説しました。

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講演後には質疑応答とディスカッションも活発に行われ、参加者の皆様にはありふれた食べ物であるあさりを通じて社会を考える意外さと面白さを堪能していただけた様子でした。

講演終了後は「おっとう」さんが自信をもって用意した特別なコース料理を皆様に楽しんでいただきました。もちろん、今回の主役であるあさりもワイン蒸しとしてテーブルに。永遠に食べられるんじゃないかと思うくらい身が厚くておいしいあさりでした(ただ食いしん坊なだけ)!
あさり

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そして、ディナーと並行しつつ、今回のもう一つの企画が開催されました。「今日の講演内容がちゃんと理解できているか復習する」という名目で大喜利に答えてもらう、その名も「復習大喜利」です!「(池波正太郎の写真を見せて)この人は誰でしょう?」「日本のあさりと西洋あさりの違いは?」など、次々出されるお題に対して、大喜利参加者の皆様は見事なまでに「ちゃんと理解できていない」答えを繰り出す展開に。異様な熱気に包まれて、もしかしたら本編より盛り上がっていたのではないでしょうか?こちらとしては嬉しいような悲しいような・・・。

とにかく異例の内容づくしだった「鉄板classe」。今後も様々なテーマで皆様と楽しく議論できるイベントにしていこうと思いますので、ご意見、ご感想、ご要望などございましたら、京都アカデメイアまで是非お寄せください。お待ちしております。

中島啓勝

<関連サイト>
鉄板焼おっとう/Facebook

 

5月23日 会員出版記念イベント番組を放送しました

 
5月23日(土)、ニコニコ生放送にて京都アカデメイア会員の著書出版を記念してイベント番組を放送しました。

出演:
船越克真氏(ゲスト)
大窪善人(司会)

船越克真: 1966年京都市生まれ。京都教育大学大学院を経て少年院の法務教官・小中高特別支援­学校の講師を経験、現在非行・不登校・自傷行為などの相談を受け付ける船越教育相談室­を開設。親御さんやお子さんの相談を受けている。教育学修士。思春期男女2人を含む3­児の父。

船越克真,『少年院の先生が教える~思春期の子育て お悩み解決本~』
アマゾンにて販売中! http://www.amazon.co.jp/%E5%85%83%E5%…

船越教育相談室 http://funakoshikyouiku.jp/policy.html
 

5月23日 会員出版記念イベント番組を放送します

 
5月23日(土)、ニコニコ生放送にて京都アカデメイア会員の著書出版を記念してイベント番組を放送します。

船越克真,『少年院の先生が教える~思春期の子育て お悩み解決本~』
ダウンロード
 

どうしてうちの子はこうなの?思春期って難しい!!今の若いものは・・・そう思っていませんか?思春期の教育に長年携わった「思春期のプロ」が教える思春期子育てのバイブルです。思春期の子育てにお悩みの方、思春期に興味がある方におすすめです。

著者について
1966年京都市生まれ。京都教育大学大学院を経て少年院の法務教官・小中高特別支援学校の講師を経験、現在非行・不登校・自傷行為などの相談を受け付ける船越教育相談室を開設。親御さんやお子さんの相談を受けている。教育学修士。思春期男女2人を含む3児の父。(Amazon.com 商品説明より)

 
日時:2015年5月23日(土)17:00~18:00
出演:船越克真氏、大窪善人(司会)
出演者のプロフィールはこちらをご覧ください。
船越教育相談室  http://funakoshikyouiku.jp/policy.html

放送URLはこちらです 出版記念放送『少年院の先生が教える~思春期の子育て お悩み解決本~』

※試聴にはニコニコ動画の登録(無料)が必要です。アカウントをお持ちでない方はご登録をお願いします。
 

 

「2015センター試験を一人で全科目解いてみた」をYouTubeにアップしました

「2015センター試験を一人で全科目解いてみた」という無謀な企画を予定通りやり遂げました。その8時間の生放送をYouTubeにアップしたのでお知らせします。

英語はいいとして、他の科目は微妙な点数ですが、考え方や粘りは見せれたと思います。