【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅲ期)】

今日は5人参加。ルター『キリスト者の自由』の続き。すでに何らかの形でルターの考え(信仰のみ、万人祭司など)を知っているせいもあってか、意外とつまらない。かわりに、内容に関連した脱線に花が咲く。神に試されるという話との関連で、今日もオウムのマハームドラーの話が出る。キリストが私たちの「罪」を引き受けるという表現が今回も出てきて、引き受けるのは罪ではなくて罰なのでは、といろいろ拘泥してしまった。ちなみに麻原氏が太っているのは信者のカルマを引き受けているからだそうな(カルマ太り)。ドストエフスキーの『罪と罰』はじめ、冤罪についての議論もでる。ロシア文学には、やたらと冤罪で捕まる人と、そのことで苦しむ真犯人が登場する。ほかにも偽ディオニュシオス・アレオパギテース、男子校と女子校、日本基督教団、菊池寛、教誨師、などいろいろ。むらたさんの「人が心安らかになるのは止められない」は名言。

次回は5月28日(土)10:00~ @京大本部時計台下サロン

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