百木です。
先週末の土曜日に、初めて岩倉の畑に行って来ました。
この畑は現在(あ)さんと(む)さんが借りているもので、もう一ヶ月くらい行っていないので荒れているかも、と聞いていたのですが、「荒れている」というほどではありませんでした。オクラや大豆や大根などが順調に(?)育っておりました。オクラは取り時を逃して巨大化していましたが…。もちろん定期的に手入れをしたほうがもっと良いのでしょうが、夏の間一ヶ月ほど放置していてもこれくらいには植物は勝手に育つのだなーと思いました。自然の力は偉大ですね。適当に雑草を抜き、育ちきったオクラなどを収穫して帰ってきました。
この畑は今年いっぱいで契約が切れることになっているそうです。(あ)さん・(む)さんともお忙しくなってきたのであまり畑に行く暇がなくなってきたので、やむなく手放すことになりそうだとのこと。もし、引き継いで畑を育ててくれる方がいらっしゃれば、喜んでお譲りしたいと聞いております。毎月の賃料は3000円、場所は叡山電鉄の岩倉駅近くです。畑は耕してある状態なので、後を引き継いで作業したいなら便利なのではないかとのこと。関心ある方は、kyotoacademeia@gmail.comまでメールをください。
この畑があるレンタル農園地(?)は、(あ)さん・(む)さんが借りたのが初めだったらしいのですが、1年たった今ではほぼすべての区画が埋まり、さらにレンタル用の土地も増えていたようです。最近はプチ農業ブームというか、このようなレンタル農業が流行ったり、農業に関する仕事に就きたいという若者が増えていたり、農業に参入する企業が出てきたりしているようですね。自給率の低下や農業人口の高齢化、耕作放棄地の増加などが社会問題となっていますが、農業に関心をもつ人・農業を仕事にしたい人などは増えてきているのかなと思います。なぜそのあたりのミスマッチがなかなか埋まらないのか(あるいは少しずつ埋まってきているのか)、なぜいま改めて農業に注目が集まっているのか、など個人的に気になるところではあります。そういったテーマも、近々京都アカデメイアのイベントで取り上げることができれば面白いかもしれません。
僕あと、帰りに少しだけ寄った岩倉図書館がとても居心地の良い図書館で、こんな図書館が近所にあればいいのになぁと思いました。久しぶりに図書館に行く楽しみを思い出しました。今週の金曜日には、図書館職員の方とコラボした勉強会があるので、お時間ある方はお越しくださいませ。