学びの愉しさ、面白さをお伝えしていく番組「週間 京都アカデメイア塾」がスタート! 第1回目のテーマは”正しい本の読み方”。
京都アカデメイア塾講師の大窪と生徒のかをりさんと考えていきます。
「忙しくて本を読む時間がない」
「何を読んだらいいのかわからない」
「そもそもどうして本を読まないといけないのか?」
「考えただけでも頭が痛くなりそう」(かをり)
では、そもそも何故本を読む必要があるのでしょうか?
その理由は、「読書が人生のクオリティが上げるからだ」、とは社会学者・橋爪大三郎氏の言葉。
たとえば、私たちが普段考えたり、悩んだりしていることの多くは、すでに多くの人たちが考えてきたことの組み合わせだったりするんですね。
そういう”パターン的思考”で、手っ取り早く答えにたどり着くには、じつは読書がとても優れた方法なんです。
次に、どんな本を読むのか。
ズバリ「古典」を読みましょう!
古典(クラシックス)は、昔の人たちが必死に考え抜いた知恵の集積。しかも永い時間をかけて吟味され生き残ってきたものです。
だから、どんなに昔の本も、今でも通用する要素があるわけです。
古典中の古典のひとつ。近代哲学の基礎を築いたイマヌエル・カントの『実践理性批判』。最新版の翻訳で、平易な言葉づかいが特徴です。
とはいえ、いきなり分厚い古典を読むのは厳しいという方も多いはず。
そんなときにとても頼りになるのが「入門書」と呼ばれる本です。
古典・名著の内容が分かりやすく解説されていて、作品が書かれた時代背景や著者のプロフィール、そして、今その本をどう読めばよいのかまで知ることができるのです。
カントの専門家による非常に分かりやすいハンドブック。
この本のレビューはこちら。
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