基礎から学ぶ、社会学の名著・定番本をアップします


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大窪善人

<最新版アップしました>
社会学入門書 2017年アップデート版

ゴールデンウィークも終わって大学の授業もいよいよ本題に入ってきたところですね。
今回は社会学の必読本や役に立つ本をあげていこうと思います。

 


よくわかる社会学

ミネルヴァ書房(2017年01月17日)

「やわらかアカデミズム・〈わかる〉」シリーズの社会学の巻。見開き1ページで1つのトピックを説明していて、週刊誌サイズの本で楽しく学べます。
社会学についての基本的な解説から、家族、地域、メディア、アイデンティティなどの各分野についてまとめられいるので、社会学の大づかみのイメージを得るのに最適です。
 


社会学がわかる。

朝日新聞社(2004年04月01日)

アエラの社会学特集号。初版が96年なので古くなっている情報があるものの、各分野の当時の若手研究者のインタビュー記事には惹かれるものがきっとあるはず。また社会学がどのように世間で受け入れられてきたのかを知るための貴重な資料でもあります。

 


脱常識の社会学 : 社会の読み方入門

岩波書店(2013年04月22日)

ランドル・コリンズ『脱常識の社会学 第二版』

社会学入門書のロングセラー。社会、宗教、犯罪、性愛など、様々なトピックを取り上げながら、普段わたしたちが考えている「常識」が、いかに”ありそうもないこと”であるのかを教えてくれます。

 




(1970年01月01日)




(1970年01月01日)

マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの 倫理と資本主義の精神』、『宗教社会学論選』

社会学三巨人の一人、マックス・ウェーバーの名前を知らないと社会学部ではモグリです。ウェーバーからは宗教社会学の文献を二冊。通称『プロ倫』こと『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と『宗教社会学論選』。
ウェーバーの関心は、「経済、科学、政治、芸術などの領域で、なぜ西洋近代だけが特異な発展を遂げたのか」。『プロ倫』ではこの謎に資本主義の発展という観点から挑戦します。この本がおもしろいのは、資本主義を生み出したのは、じつは禁欲的な宗教思想だった、という逆説的な主張を展開しているところです。
二冊目は、ウェーバーの巨大な宗教社会学のプログラムから選り抜いたもの。有名な「理念の転轍手」の話はこちら。

 




(1970年01月01日)

エミール・デュルケム『社会学的方法の規準』

同じく社会学黎明期の立役者。新興分野である社会学を、心理学の方法論からどう差別化するのかを徹底的に考えました。個々人の行為のあつまり以上のものとして「社会」をみるとき、社会学という思考が始まります。「社会的事実」がキーワード。

 




(1970年01月01日)

G.ジンメル『社会学の根本問題』

社会学者であり、哲学者でもあるジンメルの集大成。といっても百ページほどなのでコンパクト。方法論的には、ウェーバーとデュルケムの間に位置づけられる社会学者です。

 




(1970年01月01日)

カール・マルクス『経済学批判』

社会学は科学、哲学、経済学、心理学などさまざまな分野から影響を受けています。そのなかでもマルクスはぜひとも押さえておきたい理論家です。主著の『資本論』はかなり分厚いですが、こちらは一巻ものなので読みやすいです。『資本論』への導入にもなります。
 


ニーチェ全集9

筑摩書房(2005年06月29日)

フリードリッヒ ニーチェ『ツァラトゥストラ』

おそらく西洋哲学史上もっとも過激な思想家の一人。文献学者としてスタートしたニーチェの文学的作品としても有名です。「神の死」という根本価値の転倒に直面した現代のニヒリズムという認識は、その後の近代ヨーロッパを支配することになります。「神なき時代の社会」とは社会学の基本設定でもあります。

 


性の歴史1

新潮社(1986年11月07日)

ミシェル・フーコー『知への意志』

現代フランスの思想家フーコーの大著『性の歴史』の第1巻がこちら。内容は、性現象を導きの糸にした権力分析。従来の「権力」についての考え方を180度転換しました。性を抑圧するのは国家ではなく、ネットワーク上に張り巡らされた、人々の無数の語りの集合の方にあると。

 


社会学

而立書房(2009年05月01日)

アンソニー ギデンズ『社会学』

社会学のスタンダード・テキスト。1000ページ以上の驚異の分厚さですが、とりあえず気になる章をひとつ読んでみましょう。堅実な構成で内容に驚きを感じることは少ないかもしれませんが、オーソドックスな社会学のものの見方が学べます。
 


岩波講座現代社会学

岩波書店(1998年03月16日)

『岩波講座 現代社会学』

岩波講座シリーズの社会学。各巻が「〈家族〉」、「仕事と遊び」、「情報とメディア」など分野ごとに分かれているので、興味のある分野があればとりあえずその巻を読んでみるのがおすすめ。どの論文も教科書教科書したものではなく、ユニークかつ刺激的なので読み物としても楽しいです。

 


自己・他者・関係

世界思想社(2008年12月25日)

『社会学ベーシックス』

社会学を学ぶ上で必要な文献を紹介したコンパクトなガイド。全12巻で社会学のシリーズ系の本としては最新のものだと思います。本の内容の解説だけではなく、作者のプロフィールや最新の研究動向も充実していて便利です。

 


社会学文献事典

弘文堂(2023年01月05日)

『縮刷版 社会学文献事典』

社会学はもちろん、人文・社会科学の基本・主要著作を収録した辞典。内容を知りたい本があったとき、この辞典で調べることで手っ取り早く概要をつかめます。持ち運びにも便利な縮刷版でとても重宝します。

 




(1970年01月01日)

『現代日本人の意識構造 [第八版]』

NHKが1973年から5年ごとに行っている大規模な意識調査のまとめ。質問項目は家庭、仕事、人間関係、政治、ナショナリズム、宗教など幅広いです。社会学者も参加した厳密な調査手法で、分析結果には信頼がおけます。なにより40年にわたる「定点観測」は基礎資料として非常に貴重。あっと驚く結果はないかもしれませんが、巷の奇説・珍説を見抜くリテラシーが身につきます。

この他にも、「社会学」で検索するといろいろな本がヒットすると思います。好きな本を読んでみましょう!
 

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