会員の舟木です。
昨日のエックハルト読書会(予習なしで輪読、ときどきの参加もOK)は三つ目の説教を読了し、次回はp43「死して有る生き方について」からです。
なお、来週は京アカゼミ開催のため、エックハルト読書会はお休みとさせていただきます。次回は5月15日(土)です。
失礼いたします。
会員の業績紹介です!
ハンナ・アーレント研究が専門の百木漠会員が、新著『嘘と政治:ポスト真実とアーレントの思想』を青土社より上梓いたしました。
アーレント思想、フェイクニュースやポピュリズム、日本と世界の昨今の政治状況などに関心をお持ちの方は、ぜひお買い求めください!
(アマゾンの紹介文より)
真理は我々が立つ大地であり、我々の上に広がる天空である。オルタナ・ファクト、フェイクニュース、公文書改竄、統計不正、破綻した国会答弁、歴史修正主義、陰謀論……。異なる現実を語り、異なる世界を生きる人々とどう向き合えばいいのか。真実をめぐって分断された現代を読み解くには、時代と対峙しつづけたハンナ・アーレントの思想が手がかりになる。絶えず変化する社会に飛び込み、他者とともに「活動」を始めるための思想。
理事の舟木です。先週のエックハルト読書会は二つ目の説教が終わり、34頁まで進みました。次回5月1日(土)は、35頁の「なぜという問のない生き方について」からです。
なお、その次の週の5月8日は、京アカの別のイベント「京アカゼミ」で岡安裕介会員による自著『言語伝承と無意識』(洛北出版2020)の紹介・解説がありますので、この日のエックハルト読書会は休会とさせていただきます。「京アカゼミ」へのご参加もお待ちしております。
失礼いたします。
公式サイトに新たな書評をupしました。
小島庸平 著『サラ金の歴史 : 消費者金融と日本社会』。
評者は浅野直樹さんです。
京都アカデメイア理事長の舟木です。3月27日(土)の京都新聞朝刊の教育面「探究人」のコーナーで、山田修裕記者が私の研究内容を紹介して下さっており、京都アカデメイアについても書いて下さっています。京都新聞をご購読の方は、ご一読いただければ幸いです。
こんにちは。京アカ会員の舟木です。新しい読書会のお知らせです。
京アカ聖書読書会からの流れで、3月27日(土)より、ドイツ中世のキリスト教神秘思想家、マイスター・エックハルトのオンライン読書会を始めます。ユングやヴェイユ、西田幾多郎や吉本隆明らもエックハルトの思想を高く評価しており、ならばひとつ読んでみるか、ということで始めることとしました。『エックハルト説教集』(岩波文庫)をご用意ください。予習の必要なしで、毎回その場で輪読してゆく形式です。毎週土曜午後4時から、1時間半~2時間ぐらいを予定しています。
ご関心ある方は、kyotoacademeia@gmail.comまでご連絡ください。試しに一回だけ参加、時々の参加、いずれも歓迎です。舟木がホストになり、jitsi meet(アカウント作成不要のオープンソースのオンライン会議)の会議URLを参加予定者に毎回メール送信させていただく予定です(使い始めたばかりなので最初もたつくかもしれませんがご海容ください)。今のところ確定参加者は2名、いずれもキリスト教については素人です。キリスト教に詳しい方も全く初めての方も、どなたでもお気軽にご参加ください。もちろん無料です。
失礼いたします。
エックハルト説教集 (岩波文庫) | エックハルト, 田島 照久 |本 | 通販 | Amazon