堀内進之介『人工知能時代を<善く生きる>技術』 コメントを残す 大窪善人 (1970年01月01日) スマートフォン、スマート家電、自動運転など、人工知能(AI)の発展が目覚ましい。だが、これらの新しい技術は、私たちの生き方にどのような影響を与えるのか、それが本書のテーマです。 続きを読む →
西尾維新『化物語(下)』書評 コメントを残す 浅野直樹 西尾維新『化物語(上)』書評 | 京都アカデメイア blogの続きで化物語の下巻の書評です。 化物語講談社(2007年01月15日) 続きを読む →
今日はあの哲学者の誕生日 コメントを残す 大窪善人 「いかに感嘆しても感嘆しきれぬものは、天上の星の輝きと我が心の内なる道徳律」 4月22日は、偉大な哲学者イマヌエル・カントの誕生日。 1724年、プロイセンはケーニヒスベルクで馬具職人の四男として生まれました。 続きを読む →
西尾維新『化物語(上)』書評 コメントを残す 浅野直樹 今さらですが西尾維新さんの『化物語』を読む機会があり、この本には現代を生きる上で大事なテーマが隠されていると感じたので、書評を書きます。 化物語講談社(2006年11月24日) 続きを読む →
平成とはどういう時代だったのか? コメントを残す 大窪善人 (1970年01月01日) 平成が終る。今月、政府は平成31年4月に天皇の譲位と改元を行うことを決定しました。 それに伴い、メディアでは平成を振り返る特集を組んでいます。ところで、その年表を見て感じたのは、「平成」という時代が、ひとつのまとまりとしてイメージできにくいということです。30年間のさまざまな事件、出来事を並べても、たんなる羅列というか、なんとなくフラットな印象があるのです。 続きを読む →
ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』:聖なる儀礼がむすぶ約束 コメントを残す 大窪善人 (1970年01月01日) “儀礼”とは、単なる飾り付けではなく、人と人ととを結びつける連帯の核である。こう主張したのは、フランスの社会学者 E.デュルケームです。 しかし、なぜ儀礼が重要なのでしょうか。 現在、TVアニメ放映中のマンガ『魔法使いの嫁』がヒントになります。 続きを読む →
G・バタイユ『魔法使いの弟子』 1件のフィードバック 大窪善人 (1970年01月01日) 「魔法使いの弟子」は、フランスの作曲家 ポール・デュカスの管弦楽曲。 ある日、雑用を言いつけられた魔法使いの弟子が、師匠のいぬまに水汲みの仕事をさせようと、ほうきに魔法をかける。しかし、見習いは魔法を解く呪文を知らなかったので、部屋はみるみる水であふれて大惨事。そこへ魔法使いが戻ってきて、辛くも救い出された。 バタイユは、恋愛について書いたこの本に〈魔法使いの弟子〉と名づけます。でも、どうしてなのでしょうか? 続きを読む →
大澤真幸『憎悪と愛の哲学』:敵が友になるとき コメントを残す 大窪善人 (1970年01月01日) 愛と憎悪は別のものではない、むしろ、「憎しみがあるからこそ愛がある」。たびたび小説や映画などで描かれるテーマです。むしろ、陳腐と言ってもよいでしょう。が、なぜそうなのか。なぜ、”愛”が正反対の”憎しみ”でもあるのか、理由はよく分かりません。 このパラドックスへの理論的な解答にチャレンジするのが、本書です。 続きを読む →