あの超絶難しいことで有名な哲学書、カントの『純粋理性批判』のペーパークラフトがあるらしい! これは確かめるしかない!
というわけで、『Kant fuer die Hand』を購入しました。
本はちょっと大きめのサイズ。
黒の表紙にシンプルな装丁が、なんとなくドイツっぽくて素敵です。
カントの生涯や著作の解説がコンパクトに書かれています。
“Was kann ich Wissen”「私は何を知ることができるか」は『純粋理性批判』のメイン・テーマですね。
ページの後半はパーツでぎっしり。
完成するとこんな感じらしい。
ギミック満載の立体パズル。
なんとなくRPGのダンジョンみたいで面白そう。
あと、箱から飛びだしてるリングみたいなのが気になりますね。
そんな、読んでためになる、作って楽しいカントの本。
これからゆっくり作っていこうと思います。
洋書なので、欲しい人はお早めに。
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