【京アカゼミ開催】百木漠『ポストトゥルース再考』

イベントのお知らせです!

NPO法人京都アカデメイア 2022年2月のイベント 京アカゼミ(第10回)
百木漠「ポストトゥルース再考」
時:2月26日(土)16:00~18:00  ※参加無料
処:Zoomでのオンライン開催
どなたでも参加できます(シェア歓迎)。以下のリンクまたはビラのQRコードの参加申込フォームよりお申込み下さい。参加URLをメールにてお知らせします。
https://zoom.us/meeting/register/tJYkf-ihqzoqHtQfS_FbiFYDEC4OvDno3oDJ

市民のための自由な学びの場「NPO法人京都アカデメイア」のイベント「京アカゼミ」。今回は、ハンナ・アーレントの政治思想研究を専門とする百木漠会員(関西大学准教授)による「ポストトゥルース再考」です。2016年以降のトランプ現象とともに話題になったこの現象は一体何だったのか?アーレントの「政治における嘘」論を参照することによって、コロナ禍で加速した陰謀論や政治的分断などの問題とも接続させつつ、この問題の核心を語っていただきます。昨年刊行の著書『嘘と政治』の議論をベースとしつつ、それを更新する話が聴けると期待できます。リー・マッキンタイア著『ポストトゥルース』にも言及します。どなたでもご参加ください!
お問合せは kyotoacademeia@gmail.com まで!

 

円周率カード

円周率πの性質をかき集めて、カード形式にまとめました。PDFファイルの各ページが1枚のカードになっています。各カードに円周率の性質を1つ記載しました。カードは全部で44枚あり、カードの大きさはA4用紙を4等分したサイズです。PDFファイルを紙に印刷してハサミで切ると、トランプの様になります。

私は、計算式の数学的内容を全く理解していませんが、カードをぼーっと眺めてるだけで、円周率ってすごいなと思います。計算式の一つ一つにドラマがあるはずです。44枚のカードはどれも魅力的ですが、その中でも今日は次の3枚のカードを紹介します。まずは、Raayoniによるシンプルな計算式である式42及び式43です。この2つの円周率公式は2019年の最近に発見されました。

次は、Lupasによる式44です。意外と知名度の低い円周率公式だと思います。

各カードの出典が分かるように、参考文献付きのPDFファイルも準備しました。興味を持たれた方は、書籍や論文を調査して、オリジナルカードを自分で更に増やしていくと、楽しいかもしれません。

円周率カード.pdf
カード印刷用.pdf
円周率の性質.pdf

作成: 藤原大樹
更新: 2022年5月28日

 

 

飯田隆『言語哲学大全1』オンライン読書会

月1回の哲学の読書会をご提案します。

飯田隆『言語哲学大全』全4巻を一章ずつ読む読書会を開催します。分析哲学の名著としてなおも声望の高い大著です。これさえ読破すれば、フレーゲからデヴィッドソンまでの言語にひたりついて哲学をする系譜を自家薬籠中の物とできるにちがいありません。ゲストに、ほぼ独学で哲学を勉強されてきた、哲学者の田島正樹先生まじえて、一見無味乾燥で些末にさえ見える分析哲学の大系の勘所を押さえられるよう、いちからおたがいに素朴な疑問を忌憚なく出し合って、いっしょに勉強していきましょう。

初回は1月28日(金)13:00~16:00ごろまでオンラインでおこないます。まえがきと序論をお読みください。会の趣旨を説明し、自己紹介をしたのち、開催形式を決議し、早速読み進めていく予定です。その際、学歴、知識、年齢などは一切問いません。ただ哲学を勉強したい、という情熱をもった方を歓迎します。録画とレジュメをデータとして格納するので(参加者間のみで共有します)、毎回出席できなくてもフォローできるよう配慮します。ただし、本は各自でご用意ください。

参加されたい方は kyotoacademeia@gmail.com に一報ください。また、もし曜日や時間の都合が悪い場合は、参加できる時間帯を遠慮なくおしらせください。

飯田隆『言語哲学大全<1>論理と言語』勁草書房、1987
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784326152001

 

京アカ会員業績

会員業績の紹介です。

青木真兵さんの話題の対談本『手づくりのアジール「土着の知」が生まれるところ』(晶文社)に、京都アカデメイアの百木漠会員との二つの対談が収録されています。内田樹さんも推薦の本書、書店でお見かけになった際には、是非手に取ってご覧になってください。

 

新渡戸稲造『武士道』オンライン輪読会

先般打診させていただいた新渡戸稲造の『武士道』オンライン輪読会ですが、参加希望者が私を含め4人に達したので、開催することといたします。初回は今週末12月25日(土)の16:00から、以後も土曜の16:00からです。長くても18:00には終わります。試しに一回だけ参加・ときどき参加も歓迎です。途中入室・途中退室も自由です。どなたでもお気軽にご参加ください。なお、jitsi meet というアカウント作成不要のオンライン会議システムを使います。会議URLを16時前に京アカメーリングリストで送信しますので、そこからご参加ください。

なお、『武士道』はもともと英文の著作ですが、訳本がやたらとたくさんあります。私は岩波文庫のものを使用しますが、その他の訳本でも、手に入るもので結構ですのでご用意ください。目についたもののリンクを三種ほどと、英文のリンクを貼っておきます。

参加希望者は kyotoacademeia@gmail.com までご連絡ください。
それでは、ご参加お待ちしています。

岩波文庫

ちくま新書

PHP文庫

英文原典
https://www.gutenberg.org/cache/epub/12096/pg12096-images.html?fbclid=IwAR1dWYABHO4hBMJaayrChXfhuj7eWMeMpYBluouVCNuYY2gw1rXhoKyiG-M

 

【イベント】「話題の本がわかる!」第7回『ルポ入管―絶望の外国人収容施設』

京アカイベント「話題の本がわかる!」第七回のお知らせです。

今回は、平野雄吾さんの話題の著書『ルポ入管―絶望の外国人収容施設』(ちくま新書、2020)を取り上げます。要約担当は、アジール/アサイラム論が専門の舟木徹男氏です。

日本の難民認定制度や入管の処遇の問題点を扱った本書を、ドイツの教会での難民庇護なども参照しつつ、わかりやすく紹介します。まだ読んでない方もお気軽にご参加ください!

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参加無料
日時:9月4日(土)16:00-18:00
処:Zoomでのオンライン開催
どなたでも参加できます。

以下のリンクまたはビラのQRコードよりお申込み下さい。お申込み後に、ミーティング参加に関する確認メールが届きます。(届かない場合、アドレス間違いの可能性があります)

https://zoom.us/meeting/register/tJMpcumvqjktE9D1ARfzErqJcGO7MPUlyUUW

お問合せは kyotoacademeia@gmail.com まで。

なお、本イベントのため、毎週土曜16時からのエックハルト読書会は、この日はお休みとさせていただきます。