正多面体の折紙

正多面体の折紙や紙工作についてまとめました. 正多面体は, 正4面体, 立方体, 正8面体, 正12面体, 及び正20面体の5種類のみです. 多面体の折紙作品は散見されますが、その作品を実際に自分で作ろうとすると、情報が全く整理されておらず困ります. そこで, 5種類の正多面体を折紙でどのように工作するかについて文献を調査し整理しました. 同じ多面体モデルに対して多数の工作方法があり, その中には工作初心者にとって難易度が高すぎる手法もありました. 本稿では, 難易度が比較的易しい工作方法のみを厳選して紹介します.

PDFファイル(約48メガバイト)

 

作成: 藤原大樹
更新: 2023年8月7日

 

無料の学術書 数学とコンピュータサイエンスを中心として

はじめに

インターネット上で無料で公開されている学術書をまとめました。分野は数学とコンピュータサイエンスが中心です。このリンク集では、著者や出版社自らが内容を公開している公式ホームページを選定しました。個人使用の限りでは著作権の侵害にはならないので、安心して下さい。

なぜ学術書がインターネット上で無料で読めるのか? その理由は、「オープンアクセス」による出版です。オープンアクセスとは、学術情報をインターネットを通じて誰もが無料で閲覧可能な状態にすることです。(参考サイト[1] ) 個人や研究機関にとって学術論文・学術書が高価すぎるという問題を改善し、多くの人が学術情報を利用できるようにするため、オープンアクセスによる出版が推進されています。

参考サイト
[1] Eriko Amano, 学術書のオープンアクセスを考える

学術書のリンク集

書名: The Elements of Statistical Learning: Data Mining, Inference, and Prediction, Second Edition
著者: Trevor Hastie, Robert Tibshirani, Jerome Friedman
出版社: Springer; 2nd edition (2016)
公式HP
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分野: 機械学習

書名: Pattern Recognition and Machine Learning
著者: Christopher M. Bishop
出版社: Springer (August 17, 2006)
公式HP
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分野: 機械学習

書名: Understanding Machine Learning: From Theory to Algorithms
著者: Shai Shalev-Shwartz, Shai Ben-David
出版社: Cambridge University Press; 1 edition (May 19, 2014)
公式HP
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分野: 機械学習

書名: Mathematics for Machine Learning
著者: Marc Peter Deisenroth, A. Aldo Faisal, and Cheng Soon Ong
出版社: Cambridge University Press (April 23, 2020)
公式HP
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分野: 機械学習

書名: Data Science and Machine Learning: Mathematical and Statistical Methods
著者: D.P. Kroese, Z.I. Botev, T. Taimre, R. Vaisman
出版社: Chapman and Hall/CRC; 1st edition(November 22, 2019)
公式HP
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分野: 機械学習

書名: Probabilistic Machine Learning: An Introduction
著者: Kevin P. Murphy
出版社: The MIT Press (March 1, 2022)
公式HP
分野: 機械学習

書名: Geometry in Figures
著者: A. V. Akopyan
出版社: CreateSpace Independent Publishing Platform (August 1, 2011)
公式HP
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分野: 平面幾何学
コメント: first editionのみダウンロード可能.

書名: Mathematical Surprises
著者: Mordechai Ben-Ari
出版社: Springer; 1st ed. 2022 edition (September 8, 2022)
公式HP
分野: 平面幾何学など

書名: Abstract Algebra: Theory and Applications
著者: Thomas Judson
出版社: Orthogonal Publishing L3c
公式HP
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分野: 抽象代数

書名: Discrete Choice Methods with Simulation
著者: Kenneth E. Train
出版社: Cambridge University Press; 2 edition (June 30, 2009)
公式HP
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分野: 経済学

書名: Automate the Boring Stuff with Python, 2nd Edition: Practical Programming for Total Beginners
著者: Al Sweigart
出版社: No Starch Press; 2 edition (November 12, 2019)
公式HP
分野: プログラミング言語のPython


書名: Elementary Number Theory: Primes, Congruences, and Secrets: A Computational Approach
著者: William Stein
出版社: Springer; 2009 edition (December 3, 2008)
公式HP
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分野: 初等整数論

書名: Linear Algebra Done Right, 4th
著者: Sheldon Axler
出版社: Springer
公式HP
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分野: 線形代数

書名: Introduction to Applied Linear Algebra: Vectors, Matrices, and Least Squares
著者: Stephen Boyd & Lieven Vandenberghe
出版社: Cambridge University Press; 1 edition (August 23, 2018)
公式HP
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分野: 線形代数とその応用

書名: Data-Driven Science and Engineering, 2nd
著者: Steven L. Brunton
出版社: Cambridge University Press; 2nd edition (July 28, 2022)
公式HP
ダウンロード(2nd edition)
Free code:https://github.com/dynamicslab/
Free lectures:https://www.youtube.com/c/eigensteve

書名: Mathematical Puzzles, Revised Edition
著者: Peter Winkler
出版社: A K Peters/CRC Press
公式HP
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分野: 数学的パズル

合計16冊を紹介しました。

作成: 藤原大樹
更新: 2023年12月22日

第11回 京アカゼミ 2月26日(日)14:00~

2023年5月31日(水) 追記
講義動画をYouTubeへアップロードしました。

プレゼン資料
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2023年2月26日(日) 追記
京アカゼミにお越し頂きありがとうございました。
プレゼン資料をアップロードしておきます。

プレゼン資料
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第11回京アカゼミのお知らせです!
今回は、コンピュータサイエンスを専門とする藤原大樹会員による、理数系イベント「古代バビロニア人はどのように2の平方根を求めたか」です!古代バビロニア文明の賢者たちが残した石板を読み込み、彼らがいかにして2の平方根を求めたかを探る、スリリングな科学史的考察です。中学卒業の知識があれば楽しめます。どなたでもご参加いただけますので、社会人だけでなく、中学高校を含めた学生さんの参加もお待ちしております。なお、会の後にはオンライン茶話会を予定しています。お気軽にご参加ください。

時:2月26日(日)14:00 ~ 15:00 その後オンライン茶話会
処:Zoomでのオンライン開催    ※参加無料
どなたでも参加できます(シェア歓迎)。以下のリンクまたは添付のPDFのQRコードよりお申込み下さい。参加URLをメールにてお知らせします。

https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZ0tc-6uqTwuG9WoOvRsTQcfslKX2kgJQOZr

お問合せは kyotoacademeia@gmail.com まで!

チラシのPDFファイル

 

幻の数学イベント

京アカ 藤原大樹です。

対面数学ゼミ(輪読会)を企画したのですが、見送りになりました。
そして更に、1回完結の数学イベントを企画したのですが、こちらも見送りになりました。
見送りになった理由は、両方とも人が集まらなかったからです。
イベントをやりたいと言いながら、実現できなくてすみません。

ただ、数学イベントの講義テキストは完成しました。
ここにアップロードしておきます。
自信作です。良かったら見て下さい。
講義テキスト

数学イベント自体を今後どうするかは、関係者ともう一度じっくり話し合います。
しばらくお待ち下さい。

 

対面数学ゼミ ⇒ 開催不可能となりました。

2023年5月13日(土) 追記
非常に残念ですが、対面数学ゼミは開催不可能となりました。
理由は単純に人が集まらないからです。
隔週で最低4人以上集まる見通しが立ちませんでした。
そして、対象図書が大学2,3年生向けで、少しハードルが高すぎました。

ツイッター等での情報拡散、メール問合せ、ありがとうございました。

今回とは別の形態で、数学イベント、数学ブログを企画するかもしれないので、その際はまたよろしくお願いします。
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京アカ 藤原大樹です。

まだ構想段階なのですが、対面による数学ゼミをしませんか?

まず、数学ゼミの需要がどれだけあるか知りたいです。

興味のある方は kyotoacademeia@gmail.com までメールして下さい。

チラシのPDFファイル

 

四条烏丸のレンタル会議室

京都市四条烏丸のレンタル会議室をまとめておきます。

京アカで対面イベントを計画されている方は参考にして下さい。

4つの会議室を紹介しますが、すべてFORUM四条烏丸ビルという同一ビル内にあります。

まず、場所が少しややこしいので、FORUM四条烏丸ビルへの行き方を以下に示します。
ステップ1. 四条烏丸の交差点へ行く。
ステップ2. 大丸京都店のウラ側へ行き、銀色の球体オブジェの前に立つ。
ステップ3. OKURAの横の通路を通り、FORUM四条烏丸ビルへ入る。


・ふれあい貸し会議室 京都B-505
ホームページ
収容人数12人
ホワイトボード有り

 

・ふれあい貸し会議室 京都A-306
ホームページ
収容人数12人
ホワイトボード有り

 

・SF京都四条烏丸サテライトANNEX
ホームページ
収容人数8人
ホワイトボード有り

 

・SF京都四条烏丸サテライト
ホームページ
収容人数8人
ホワイトボード有り

 

作成: 藤原大樹
更新: 2023年5月10日

 

会員の活動紹介記事

理事長の舟木です。
京アカの花村俊吉正会員が現在大水無瀬島でおこなっているサルの調査が、中國新聞とヤフーニュースで紹介されましたので、お知らせします。サルそのものだけではなく霊長類を通じて人間社会を見る視点を持ち合わせた研究の一端です。ぜひご覧ください。

中國新聞デジタル版は以下です(全文閲覧と動画閲覧のためには無料ですが会員登録が必要のようです)。
中國新聞デジタル版

以下のヤフーニュースなら,文章のみですが全て閲覧できます。
ヤフーニュース

 

九鬼周造『「いき」の構造』オンライン輪読会

正会員の舟木です。京アカオンライン輪読会のお知らせです。4月21日(金)20:00~より、九鬼周造『「いき」の構造』を週1ペースで読み始めます!どなたでも予習なしで参加できます。ときどきの参加や一回だけのお試し参加も歓迎です。講談社学術文庫版または岩波文庫版を各自でご用意ください。お問合せは京都アカデメイア kyotoacademeia@gmail.com まで!

講談社学術文庫

岩波文庫

 

『愛について:アイデンティティと欲望の政治学』の読書会

新しい読書会の企画です。この4月から、竹村和子の『愛について:アイデンティティと欲望の政治学』の読書会をしようと考えています。
竹村和子(1954-2011)は、英語圏文学、批評理論、フェミニズム/セクシュアリティ研究が専門で、ジュディス・バトラーの翻訳者としても知られています。

読書会のペースは二週間に一回、一回につき一時間半、場所はオンラインを予定しています。
基本的には平日の夕方16時以降開催を考えており、日時は参加者と調整します。

ご関心のある方は、 kyotoacademeia@gmail.com までご連絡ください!

 

 

京アカ書評 高橋順子著『夫・車谷長吉』

皆さんこんにちは。京都アカデメイア正会員の村田智子さんが、京アカ書評を書いてくれました!
対象作品は、高橋順子著、『夫・車谷長吉』です。京アカ公式サイトへのリンクを貼ります。
是非ご覧になってみてください。

https://kyoto-academeia.sakura.ne.jp/book_review/id109/