本書は、古典的名著であるヴェーバー『職業としての政治』とシュミット『政治的なものの概念』を1冊にしたものです。
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「書評・レビュー」カテゴリーアーカイブ
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ジョセフ・ヒース『啓蒙思想 2.0』:意志の弱さをコントロールする知恵
フェイク・ニュースがメディアを席巻し、安直なメッセージやポピュリズムなど、真実よりも信じたいフィクションがまかり通る現代。
理性による社会の発展を説く、18世紀以来の「啓蒙のプロジェクト」は、すっかり時代遅れになってしまったのでしょうか。
本書は「理性的に考えろ」といった、ありがちな啓蒙書ではありません。近年の認知科学の発展をふまえて、啓蒙のバージョンアップを図っています。
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嘘は恥だが役に立つ:思考のトレーニング
マンフレッド・キューン『カント伝』:じつはオシャレだったカント先生
永遠平和のために ⑨:海賊は人類の友か敵か?
作って遊べるカントの本を買ってみた!
哲学とは? その8(最終回):希望の哲学へ
河合雅司『未来の年表』:見たくない現実を見る
「シルバー民主主義時代のポスト福祉国家」読書会の感想:12頭目のラクダの返還をめぐって
昨日は、大阪で「シルバー民主主義時代のポスト福祉国家」読書会に参加しました。
読書会では、以前、京アカの読書会にお呼びしたこともある 吉良貴之さん(法哲学)が話題提供者となり、お互いほぼ初対面の10名の方々と、充実した議論を交わしました。
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