昨日で第四期の「ヨハネ黙示録」は終了しました。いやーわけわからところだらけでしたが、一人ではとても読み切れそうにないものもみんなで読んだおかげでとりあえず最後までたどり着けました。次回9月24日(土)からは第Ⅴ期に入り、旧約聖書『詩編』を読みます。どの訳でも結構ですので、旧約聖書をお持ちください。午前10時に京大本部時計台下サロン集合です。飛び入り参加・飛び石参加歓迎!
さやわか『キャラの思考法』:アニメ『氷菓』に「いまここ」を生きる現代的方法を見出す
永遠平和のために ③:なぜ国家だけが戦争できるのか?
黒田宏治『榮久庵憲司とデザインの世界』:世界を荘厳する思想
榮久庵憲司という人をご存知でしょうか。
名前を知らなくても、榮久庵氏の作品はきっと見たことがあるはずです。
キッコーマンの「しょうゆ卓上びん」や秋田新幹線「こまち」、ヤマハのピアノ、オートバイ、それから、東京都のシンボルマークやコスモ石油やミニストップのロゴマークも栄久庵氏がデザインしたものです。
この本は、2015年に亡くなった氏を悼んで静岡文化芸術大学で開かられた公開講座を書籍化したものです。
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【京都アカデメイア聖書読書会(第Ⅳ期)】
今日は3人で小ぢんまりと。ヨハネ黙示録の続きを読む。殉教者は最後の審判よりも前に第一の復活を果たし、キリストとともに千年間の支配の時期を過ごすのだとか。そのあとの最後の審判との関連でラカンにもある「第二の死」の語が登場。それにしても註釈なしでは黙示録はまるで読めない。次回は来週9月10日(土)10:00~@京大本部時計台下サロン。次回でヨハネ黙示録を終了、次次回からは旧約聖書『詩編』の予定です。
第10回京都アカデメイア読書会のお知らせ
こんにちは、百木です。
次回京都アカデメイア読書会のお知らせです。
今回の課題テキストは中根千枝『タテ社会の人間関係――単一社会の理論』(講談社現代新書)です。日本社会を「タテ社会」というキーワードから読み解いた本書は、日本論の名著として知られ、現在にいたるまで124刷115万部を超えるベストセラーとなっています。今回はこの本を題材として、日本社会の特徴について、皆でざっくばらんに議論できればと思っています。
どなたでも参加可能ですので、お時間ある方はお気軽にご参加ください。  
 <第10回京都アカデメイア読書会>
日時:9月19日(月・祝)14時〜17時
場所:GACCOH (京阪出町柳駅から徒歩5分)
課題テキスト:中根千枝『タテ社会の人間関係――単一社会の理論』
参考:「タテ社会の人間関係」 ソトから見えた日本の構造とは 中根千枝さん
※別版のテキストでもOKです。
※参加費は無料ですが、場所代を数百円程度カンパしていただきます。
※当日参加も歓迎ですが、事前に参加人数を把握するため、参加希望の方はkyotoacademeia@gmail.comまたは百木までご連絡いただければ幸いです。
以上、よろしくお願いします。

ありがとう創文社、そして学術出版の未来について
なぜ若者は結婚しなくなったのか?(前編)
北田暁大・白井聡・五野井郁夫『リベラル再起動のために』:「すべてをなしにする」衝動にどう抗うか?
リベラルの元気がない。 前回の参院選でも民進党をはじめとする左派勢力は、結局、与党を切り崩すことができませんでした。
本書は、社会学者で、与党・自民党に対抗して政策提言を行う「リベラル懇話会」でメイン・スタッフを務める北田暁大氏、政治学の立場から近年のデモについて積極的に論じている五野井郁夫氏、そして、レーニン論や『永続敗戦論』の著者で、左翼中の左翼、白井聡氏による鼎談。発売は選挙前ですが、今なお刺激的な内容です。
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