“お寺版” 白熱教室
お寺や仏教のポピュラーなイメージといえば、お葬式や年末の除夜の鐘、あるいは仏像などの美術品なのではないでしょうか。
他方で、社会や政治のような公共的な問題にはあまりタッチしないという印象もあります。
この本は、2013年に京都 本願寺で開催されたイベントとテーマごとの論考をまとめたものです。他の白熱教室と違う特徴は、議論の参加者のほとんどが僧侶だということです。
お寺や仏教のポピュラーなイメージといえば、お葬式や年末の除夜の鐘、あるいは仏像などの美術品なのではないでしょうか。
他方で、社会や政治のような公共的な問題にはあまりタッチしないという印象もあります。
この本は、2013年に京都 本願寺で開催されたイベントとテーマごとの論考をまとめたものです。他の白熱教室と違う特徴は、議論の参加者のほとんどが僧侶だということです。
「8月15日の終戦の日がお盆の日と一致してるって出来過ぎじゃないか。」
たしかに、あらためて言われてみると不思議な感じもします。
本書はメディア史研究の視点からその謎を解き明かしています。
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しかし、ここにはもう一段深い問いが含まれているように思われます。それを理解するには、フーコーの議論が手がかりになります。
大窪善人
<最新版アップしました>
社会学入門書 2017年アップデート版
ゴールデンウィークも終わって大学の授業もいよいよ本題に入ってきたところですね。
今回は社会学の必読本や役に立つ本をあげていこうと思います。
「やわらかアカデミズム・〈わかる〉」シリーズの社会学の巻。見開き1ページで1つのトピックを説明していて、週刊誌サイズの本で楽しく学べます。
社会学についての基本的な解説から、家族、地域、メディア、アイデンティティなどの各分野についてまとめられいるので、社会学の大づかみのイメージを得るのに最適です。 続きを読む
世中に たえてさくらのなかりせば 春の心は のどけからまし(在原業平)
桜が古から日本人のこころを魅了してきたことがよくわかる歌ですね。千年前の人たちもきっと今と同じような桜の風景を愛でてきたんだなと、そんな歴史ロマンすらかき立てられます。
さて、しかしそこで納得して終わらないのが、ものを考えたり学問をするということだったりします。ある常識があるときにの、そこでスルーせずに、あれっと思ってそこで立ち止まってみる。それが学びへの第一歩です。
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